ヤマト運輸 宅配センターで従業員二人が切りつけられた事件を見て 思ったこと。

yahooを見ていたら、ヤマト運輸で二人が死傷するというニュースが入ってきました。

40代女性が死亡し、男性けがをしたようです。どうやらトラブルがあったようです。


【参照記事】


これらのニュース報道のうちのいくつかを見て少し違和感を感じることがありました。


この記事で言いたいこと(自戒の意味もこめて)

● ニュースを少し見ただけでは、加害者が悪いように見えるが本当にそうなのか? 原因を探っていって、皆が生活しやすい社会環境を作っていきましょう。

● メディアに踊らされず、自分の意志をしっかりもって行動しましょう。



パッと見ただけだと加害者が悪いように思えてしまう原因

これはまず、「重大な危害を加えてしまった」ということで、加害者が悪いと思うのは仕方がないことだと思います。


しかし、この類の記事を見て毎回思うのは、「被害者の性格、特徴ばかりを記事にとりあげているなあ」ということです。

容疑者は「階段2段飛びするような元気のいい人」女性刺した後、従業員の車乗り回す ヤマト運輸死傷事件(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース

を見ても、被害者の性格にはほぼ触れられていません。

  • 「いつも階段を2段飛びして上がるような元気のいい人。会ったらあいさつをしてくれ、礼儀正しかった。事件を起こす人には見えないのに…」
  • 「親子3人で一緒に買い物にいったり車で出掛けたり仲良い印象だった」


「このような報道の仕方が、加害者が一方的に悪いと思えてしまう要因ではないか? 」「これはどうなんだろうか?」と思ってしまいます。


自分が小学生の頃の体験ですが、トラブルになってしまって相手を殴ったことがあります。その出来事の前には相手からの小出しの攻撃がありました。 多くの方がそういう経験あると思います。

それなのに、加害者ばかりの性格、こうだったああだったと取り上げ、加害者が一方的に悪くなてしまうような印象になるのは不公平に感じます。


一方的な無差別的事件であれば、違和感はないのですが、今回の事件でのこういった報道には少し違和感があります。


このような報道は悪しき前例主義、慣例?

今、河野大臣が悪しき前例主義、慣例の改善に力をいれているようですが、このニュース報道の姿勢も改善してみてもいいのではないでしょうか?


少し前の「京都アニメーションの事件」では 被害者の実名などが公開されて、それが問題視されました。